研究課題
若手研究(B)
近代フランスの哲学者・美学者たち、より正確には一九世紀後半から二〇世紀初頭にかけて活躍したフランスの哲学者・美学者たちが、カントをはじめとするドイツ近代哲学・美学をどのように受容し、そのうえでいかにして自身の思想を育てたのかを、文献調査をつうじて可能なかぎり明らかにした。具体的には、シャルル・ルヌーヴィエ、ジュール・ラシュリエ、エミール・ブートルー、オクターヴ・アムラン、アンリ・ベルクソン、ヴィクトール・バッシュ、レオン・ブランシュヴィックにかんする調査をおこなった。
近現代フランス美学