「環境における表現の可能性」をテーマとし、25年度は、瀬戸内国際芸術祭2013において、海洋環境を利用し、海に巨大なあぶくを出現させる作品を発表した。26年度は、文化庁&東京藝術大学主催の「平成26年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」に新進芸術家として参加し、水田環境を利用した作品を制作した。前年度の海洋環境における作品制作の経験を踏まえ、装置の改良点や、設置・撤去の効率化、メンテナンス性について検証した。作品は、写真および映像に記録し、広く一般に公開した。また、今後は、素材として水以外の物質も利用することを考え、どこまで表現方法やテーマを展開させることが可能かを検証した。
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