ほぼ申請時の年次ごとの研究予定の内容を、4年間の研究期間内に遂行することができた。順序は予定とは前後したものの、研究予定として申請書に記入した一休宗純、細川ガラシャ、石川五右衛門といった人物の〈近代説話〉生成を明らかにできたほか、研究予定には入れていなかった平中説話(平貞文)、俊寛僧都の〈近代説話〉についても研究成果をあげることができた。ほかにも公開講座で木曽義仲の〈近代説話〉を研究発表した。 具体的に形になった成果としては、研究期間内で、図書収録論文1本、雑誌掲載論文5本(入稿済み、掲載予定のもの1本含む)、学会発表2件である。
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