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2015 年度 研究成果報告書

1930~40年代の朝鮮、台湾、満洲における日本語文学と〝言説の磁場〟の検討

研究課題

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研究課題/領域番号 25770090
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 日本文学
研究機関北星学園大学

研究代表者

宮崎 靖士  北星学園大学, 社会福祉学部, 教授 (10438351)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード日本語文学 / 言説 / 磁場 / 朝鮮 / 台湾 / 満洲 / 1930~40年代 / 表現論
研究成果の概要

1940年前後に、朝鮮では、日本語表現の送り手と受け手における、対象に関する理解や知識の落差をめぐる多様な議論と実践が存在したこと。及び台湾では、「台湾文化」をめぐる日本語での表象に関して、特にその表象がもつ均質性をめぐり種々の試みがなされたこと。そして「満洲」では、満系作家のテキストの日本語訳がもつ社会的地位が、「満洲国」の文芸管理体制とは同調せず、ただしその存在を尊重されるものとして確立、強化されたことをそれぞれ明らかにした。それらは、上記の地域で暮らす人々が、日本語に対する主導権を確保し、その使用を自らにとって生産的なものとしていった集合的実践という共通点をもつ。

自由記述の分野

日本文学

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公開日: 2017-05-10  

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