研究課題
若手研究(B)
本研究は、応仁の乱(1467-1477)の後の、後土御門天皇時代(在位:1464~1500)の禁裏における文芸について、以下の3点を明らかにした。(1)後土御門天皇の文芸御会において、天皇が文芸を遊戯として楽しむのみならず、文学性を高めようという意図を持っていたこと。(2)後土御門天皇が新機軸の文学的試みをする際には、近臣たちが参加した。(3)室町時代後期の女性歌人の具体的様相について。
日本中世韻文学