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2017 年度 研究成果報告書

<ゲルマニズム>と19世紀イギリス小説隆盛の諸相

研究課題

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研究課題/領域番号 25770105
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 英米・英語圏文学
研究機関新潟大学

研究代表者

市橋 孝道  新潟大学, 人文社会・教育科学系, 准教授 (70613397)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2018-03-31
キーワードイギリス文学・文化 / イギリス小説・演劇 / 18世紀末 / 19世紀前・中期 / ゲルマニズム / ドイツ文学
研究成果の概要

本研究は、19世紀中頃の英国に見られたドイツ文化の流入と再評価の動き<ゲルマニズム>を主に一般的な文化レベルで調査し、当時著しい発展を遂げていた英国小説への影響を解き明かしている。本研究は2つの段階から成り、第1段階ではW.M.サッカレーの主要小説内に言及されるドイツ関連の事物が当時の読者にいかなる形で異文化導入の機会となりえていたかを明らかにした。第2段階は18世紀末から19世紀初頭にかけて英国で流行したドイツ人劇作家コツェブーの翻案劇を調査し、英国人作家たちがこの翻案劇を酷評した様々な事情がいかにドイツ文化全般に対する不当な評価へとつながり、その後の再評価を引き起こしたのかを考察した。

自由記述の分野

イギリス文学・文化

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公開日: 2019-03-29  

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