研究課題/領域番号 |
25770110
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研究機関 | 釧路公立大学 |
研究代表者 |
松浦 愛子 釧路公立大学, 経済学部, 准教授 (70457919)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | トランスアトランティック / 劇場 / 19世紀演劇 / イギリス |
研究実績の概要 |
昨年度までの研究成果を、学術雑誌(日本ギャスケル協会発行「ギャスケル論集」第26号)に発表した。さらに、これまであまり注目されてこなかった、アイルランド出身の劇場関係者らが、米国において英国の文学作品を劇化、翻案することによって英国文化の担い手として活躍し、英米両国の劇場文化の均質化に貢献していたことを、IASIL JAPAN 第33回年次大会(於:国際基督教大学 2016 年10月15日)における研究発表において指摘した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
育児休業中ではあったが、研究成果を論文と口頭発表各一件ずつ発表できた為、おおむね順調に進展していると判断した。
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今後の研究の推進方策 |
遅れている海外調査を重点的に行う予定であるが、第1子が3歳、第2子が0歳と手がかかる年齢である為、研究環境の変化への適切な対応策を取りつつ、着実に研究を進めていく予定である。具体的には、長期の海外渡航が困難な状況であることから、海外図書館のリサーチサービスの利用、データベースを利用した国内における文献収集を重点的に行うことを視野にいれていく。
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次年度使用額が生じた理由 |
産前産後の休暇又は育児休業による中断:平成25年11月07日~平成29年03月31日
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次年度使用額の使用計画 |
海外における文献調査を補助するための海外図書館のリサーチサービス利用費、データベース使用料、その他、旅費、図書費に使用する。
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