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2015 年度 研究成果報告書

近代ロシアの犯罪描写―1860年代のメディア言説と犯罪小説についての比較研究

研究課題

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研究課題/領域番号 25770120
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 ヨーロッパ文学
研究機関北海道大学

研究代表者

河原 法子  北海道大学, 大学院文学研究科, 共同研究員 (10586142)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードロシア文学 / 19世紀 / ジャーナリズム / クレストフスキー / ドストエフスキー / 犯罪小説
研究成果の概要

都市の近代化が進み、犯罪が増加した19世紀ロシアにおいて、ジャーナリズムや文学によって犯罪がどのように描写され、消費されたのかを明らかにするために、当時の新聞から「ゴーラス」「モスクワ報知」「ペテルブルグ報知」の3紙と、新聞から題材を取ったF.M.ドストエフスキー、V.V.クレストフスキーの小説を取り上げ、分析をおこなった。
新聞記事は裁判記録のコーナーや事件の報道を中心に収集し、ドストエフスキー『白痴』、クレストフスキー『ペテルブルグの場末』などと比較した。当時の裁判を民衆や作家がどのように受け止めていたのか、犯罪報道がどのように受容されていたのかを明らかにした。

自由記述の分野

19世紀ロシア文学

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公開日: 2017-05-10  

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