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2015 年度 研究成果報告書

第二次大戦下のパリ・シュルレアリスム:「ペンを持つ手」グループがひらく新たな展望

研究課題

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研究課題/領域番号 25770128
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 ヨーロッパ文学
研究機関松山大学 (2015)
学習院大学 (2013-2014)

研究代表者

進藤 久乃  松山大学, 経営学部, 准教授 (40613922)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードペンを持つ手 / 第二次世界大戦とフランス文学 / シュルレアリスム / アヴァンギャルド
研究成果の概要

本課題では、これまでほとんど注目されることのなかった第二次大戦下フランスのシュルレアリスムグループ、「ペンを持つ手」の活動について研究を行った。ペンを持つ手の機関誌やグループに関わった若い詩人らの回想録などの収集・分析を通じ、その活動の詳しい様子を明らかにした上で、このグループをシュルレアリスム史及び第二次大戦後前衛再編の流れの中に位置づけた。ペンを持つ手グループが、戦時下において、ブルトンを中心とするシュルレアリスムとは異なる問題意識を持たざるを得ず、そのために、コブラ、シチュアショニスムなどの大戦後前衛運動とシュルレアリスムをつなぐ重要な契機となることを示した。

自由記述の分野

20世紀フランス文学

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公開日: 2017-05-10  

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