本研究では、「韓国語のテンス・アスペクトの第一言語習得過程」を明らかにすることと共に、「韓国語の言語習得データをコーパス化する」ことを実施してきた。本研究によって、幼児による韓国語の過去形「-ess-」と進行相「-ko iss-」の習得過程が明らかになった。本研究で集めた韓国語の言語習得データは、1歳半から3歳半までの3人の幼児による自然発話データで、全部で177回81時間の膨大なデータである。そのデータを国際的な幼児言語データ交換システムであるCHILDES(Child Language Data Exchange System)にアップロードし、コーパスとして一般公開されるようにした。
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