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2013 年度 実施状況報告書

キリマンジャロ・バンツー諸語における構造類型的な内的多様性の記述と分析

研究課題

研究課題/領域番号 25770149
研究種目

若手研究(B)

研究機関香川大学

研究代表者

品川 大輔  香川大学, 経済学部, 准教授 (80513712)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードバンツー諸語 / キリマンジャロ・バンツー諸語(チャガ語) / 形態論 / 形態統語論 / 統語論 / 類型的多様性 / 国際情報交換
研究概要

本年度に行った主たる研究活動は,i) 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所の言語研修(「チャガ=ロンボ語」)のための調査および打合わせ,ii) ロンドン大学東洋アフリカ研究院(以下SOAS)における研究発表の2点に集約される.
i) については,2013年8月から9月にかけて(出張期間42日),タンザニア連合共和国のダルエスサラーム市およびタンガ市に滞在し,ロンボ語のコンサルタントであり,言語研修のネイティブ講師を務めるMonica Moshiro Apolinari氏(Eckernforde Tanga University,助教)と集中的な言語調査を行った.音韻論,音調論,形態論,統語論の各領域を網羅的に扱ったこの調査によって,言語研修を遂行する上での基本的な準備を整えるとともに,ロンボ語の文法体系の概略を整理することが可能になった.
ii) に関しては,当初計画に含まれるものではなかったが,本研究課題を遂行する上で極めて有意義なものであることから,急遽実行に至ったものである.2014年3月にSOASで行われたInternational Workshop on Bantu Languagesは,バンツー諸語内部の類型論的なMicro-variationを主要テーマとするものであり,本研究課題の趣旨に極めてよく合致するものである.この分野を牽引するSOASのLutz Marten教授によって組織された本ワークショップでは,Vowel Coalescence and Morphological Micro-variations in Kilimanjaro Bantuと題した発表を行い,SOAS,ケンブリッジ,およびダルエスサラーム大学等の研究者と,本研究課題についての研究討論を行い,成果発信および情報交換の面で有意義な成果を上げることができた.

現在までの達成度
現在までの達成度

2: おおむね順調に進展している

理由

本研究課題における重要なイベントであるAA研言語研修遂行のための準備という点に関しては,当初計画どおりに研究を進められている.また,研究成果の発信という点については,SOASにおける国際ワークショップで,本研究課題の基本構想に関する研究発表を行い,当初計画以上の成果を上げることができた(詳細は「研究実績の概要」を参照).

今後の研究の推進方策

2014年度については,8月から9月にかけて開催される言語研修を有意義なものとするとともに,同研修と並行的にロンボ語の文法調査の取りまとめにかかり,語彙集およびreference grammarの作成を行う.これを足掛かりに,2014年度末に中央キリマンジャロ諸語の現地調査に入り,キリマンジャロ・バンツー諸語の類型論的な内的多様性の解明に向けた研究を本格化させる.

次年度の研究費の使用計画

海外からの書籍購入手続に遅延が生じたため.
今年度購入予定であった書籍の購入を,次年度に繰り越して行う.

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2013 その他

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] アフリカの言語動態および都市言語に関する研究の動向―日本のアフリカニストの業績を中心に―2013

    • 著者名/発表者名
      品川大輔
    • 雑誌名

      香川大学経済論叢

      巻: 86(2) ページ: 235-246

  • [学会発表] Vowel Coalescence and Morphological Micro-variations in Kilimanjaro Bantu

    • 著者名/発表者名
      Shinagawa, Daisuke
    • 学会等名
      International Workshop on Bantu Languages
    • 発表場所
      School of Oriental and African Studies, University of London

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公開日: 2015-05-28  

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