研究課題/領域番号 |
25770196
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研究種目 |
若手研究(B)
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研究機関 | 名古屋外国語大学 |
研究代表者 |
武井 由紀 名古屋外国語大学, 外国語学部, 講師 (80620533)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 複言語 / 複言語教育 / 言語教育政策 / 帰国子女 / 日本人学校 |
研究概要 |
本年度は本研究の目的を達成するために以下の研究活動を行った。 (1)「帰国子女の三言語能力の測定」の準備作業の一環として、日本語(母語)、英語(外国語)、フランス語(現地語)の三言語能力習得状況および三言語能力の測定方法を探るため、所属学会の関係者、並びに国内の中等・高等教育機関における帰国子女の言語教育従事者へのインタビューを実施し,情報収集に努めた。 (2)言語能力測定方法、言語能力評価方法,複言語教育政策を主とした関連書籍を購入し、「帰国子女の三言語能力の測定」の準備作業を進めるための積極的な情報の収集に努めた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
本年度、合計八ヶ月間の産前産後休業および育児休業を取得していたため、当初予定していた(1)「帰国子女の三言語能力の測定」に必要な具体的な測定方法の設定、並びに(2)「日本人学校の実態調査」についての準備作業が進められなかった。
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今後の研究の推進方策 |
産前産後休業および育児休業の取得により、当初の研究計画に比べて遅れが生じているが研究目的並びに研究方法に変更はない。しかしながら本研究の目標達成のためには、(1)「帰国子女の三言語能力の測定」と(2)「日本人学校の実態調査」の実施時期を向こう二年間に変更せざるを得ないため、補助事業期間の延長申請を行い、承認を受けた上で研究再開予定である来年度から順次研究活動と準備作業を進めることで対応する予定である。
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次年度の研究費の使用計画 |
本年度,合計八ヶ月間の産前産後休業および育児休業を取得していたため、当初予定していた準備作業が進められず、本年度の研究費に未使用額が生じ、次年度の使用額にも変更が生じた。 次年度以降、補助事業期間延長申請の承認を受けた上で、(1)「帰国子女の三言語能力の測定」と(2)「日本人学校の実態調査」を適切な時期に順次実施する予定であり、それに応じた研究費の執行を行う予定である。
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