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2013 年度 実施状況報告書

第二言語における流暢さ指標の妥当性検証に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 25770198
研究種目

若手研究(B)

研究機関国際基督教大学

研究代表者

桜木 ともみ  国際基督教大学, 教養学部, 講師 (80643808)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワード指標 / 流暢さ / 口頭能力 / 評価 / 日本語学習者
研究概要

本研究課題について、ここ数年で先行研究が増え、明らかにすべき点とその手法について再検討する必要があったため第二言語習得研究、評価研究、コーパス分析の手法などを中心に研究動向をまとめ、本研究の研究課題(1)「流暢さ」の複数のタイプの測定方法が同一の構成概念を測っていると言えるか、(2)「流暢さ」が「構文的複雑さ」「正確さ」と異なる構成概念を測っていると言えるか、の2つの課題を明らかにするための調査実施に向けて準備を進めた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

申請時所属していた国立国語研究所から所属先が変わったことで予定通りのスケジュールで調査を進めることができなかった。特に平成25年度は夏期集中コースの担当もあり研究のためのまとまった時間を取ることができなかったため、予定していた発話データ収集のための調査の実施とその後のデータの文字化及びコーディング作業を昨年度中に実施できなかった。しかし今年度は夏期講習の代替休暇があるのでその期間を利用して調査・分析を進めていく予定である。

今後の研究の推進方策

5月2日に本学の研究倫理委員会から調査計画が承認されたので、5月下 旬から国内外での調査を開始する。対象は日本語を第二言語・外国語として学んでいる学習者100名を予定しており、調査後はデータの文字化及びコーディング作業を行い、統計分析を行う。研究結果は外国語教育や日本語教育に関する学会等で発表できるよう準備する。

次年度の研究費の使用計画

研究初年度に所属研究機関が変わり、研究以外の用務が非常に多忙となってしまったため、予定していた発話データ収集等の調査等を初年度中に行えなかったため未使用額が生じた。
今年度の当初配分額と合わせ、初年度中に行えなかった海外での発話データ収集等の調査旅費・謝金およびコーディング作業補助等に使用する予定である。

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公開日: 2015-05-28  

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