語彙リストの比較分析を行うために700万語レベルの話し言葉コーパスを構築した。 話し言葉で高頻度に用いられるものの検定済教科書では3000語レベルの語彙として扱われていない語群を明示した。また英語の話し言葉において特徴的な語群を品詞別に分類するとともに,単語の多義性や発音綴り,罵り言葉など学習上の課題について考察し複数の論文及び学会発表を行った。開発した話し言葉語彙リストについては携帯端末を活用した言語学習(MALL: Mobile Assisted Language Learning)での活用が見込めるものであり,その実践及び学習効果の測定が今後の研究課題である。
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