研究課題
若手研究(B)
本研究は、窯業製品の考古学的な分析を通して、日本の近代化過程の問題点を明らかにすることをめざした。具体的な検討対象として、煉瓦・瓦・タイルを選んだ。これらの観察から、明治時代から大正時代にかけての製作技術の推移を確認した。また、東アジアに視野を広げて、初期煉瓦の様相を観察した。その結果、日本と韓国における初期煉瓦の様相を比較することで、それぞれの国内事情に基づいて西洋化を進めていくことが確認できた。
考古学