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2015 年度 研究成果報告書

漢族的特色の空間利用とエスニシティの再編――中・越隣接エリアの調査研究

研究課題

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研究課題/領域番号 25770313
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 文化人類学・民俗学
研究機関国立民族学博物館

研究代表者

河合 洋尚  国立民族学博物館, 研究戦略センター, 助教 (30626312)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード漢族 / 空間 / エスニシティ / 中国 / ベトナム / 客家 / ンガイ人
研究成果の概要

本科研では、中国とベトナムの国境ラインにおける漢族文化の利用、及びそれによるエスニシティの変遷について調査してきた。その結果、明らかになったことは、中国側では、漢族のサブ集団である客家や帰国華僑などの特殊な文化に着目し、それを資源として観光化や景観の形成を進めてきたことである。また、政府や企業による漢族文化の発見は、人々のアイデンティティを揺り動かし、例えば地元の漢族が客家を名乗るなど、エスニシティの変遷もみられた。それに対し、ベトナムの北部の漢族は、むしろ移住先で漢族文化を主張し、エスニシティが変化していることが分かった。

自由記述の分野

文化人類学

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公開日: 2017-05-10  

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