研究課題
若手研究(B)
中世の中・東欧ではザクセン=マクデブルク法がひろく伝播した。本研究は、この法が通用していた地域で中心的地位を占めていたマクデブルクの参審人という団体について、その構成や歴史について検討し、また同法圏の重要な史料である『ハレ参審人文書』の校訂作業も併せて行っている。さらに、本研究では中・東欧法制史の重要性にも注意を向け、今後の研究への基礎を据える作業(文献蒐集等)も行った。
基礎法学