本研究は、中央政府の調達行政の基本構造について、中央政府全体、地方への展開、国際的な展開の主に3点から考察を行った。 中央政府全体については、調達行政は特に調達実施面で各省に分権的であると同時に、公正性・不正防止や効率性確保のための中央政府全体の取組みも重要である。そして中央政府の調達行政は、首都・東京に止まらず、国際的な展開ではODAや国連PKOなどでの調達が、地方への展開では地方支分部局(出先機関)による公共事業などでの調達がある。これらに関する研究調査結果について国内外での様々な発表を実施できた。
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