研究課題
若手研究(B)
本研究は,不祥事や失敗などの事象に対して設置されることの多い事後検証機関について,政治学・行政学の観点から考察を行った。具体的には,特に1990年代以降における日本における展開とその特質を探るため,設置された機関について,その機能と設置形態に着目した。その結果,設置形態としては,内部調査モデル・審議会モデル・第三者委員会モデルという3つの定型と政府内第三者モデルという派生型が存在し,基本的な性格が異なることを明らかにした。
行政学