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2015 年度 研究成果報告書

日米韓トライアングルの脆弱性と戦略性-1970年代の秩序変動期の検証

研究課題

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研究課題/領域番号 25780112
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 国際関係論
研究機関九州大学

研究代表者

崔 慶原  九州大学, 韓国研究センター, 准教授 (00637382)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード日米韓トライアングル / 日韓関係 / 安全保障 / 緊張緩和
研究成果の概要

本研究では、1960年代末から70年代中盤までの東アジア秩序変動期において、日米韓トライアングルがどのように機能し、日韓が協力可能な領域を見出したのかを明らかにした。「分断体制下の安保危機」という状況下、日韓は米国との同盟を基盤としながら、安全保障協力の可能性を模索した。「安保経済協力」はその現れであった。その一方で、朝鮮半島における緊張緩和にも外交力を注いだ。このように日韓両国は、安全保障と緊張緩和という相反する政策的要請を両立・均衡させながら関係調整を行なった。従来の対立と協調の二分法的な分析から脱却し、複雑な利害を調整しながら協力関係を築いた過程を究明した。

自由記述の分野

国際政治、日韓関係

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公開日: 2017-05-10  

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