研究課題
若手研究(B)
本研究は、1980年代に国際通貨体制が大きく変化する中、イギリスのサッチャー政権がアメリカ主導の金融グローバル化を後押しする一方、ヨーロッパの通貨統合から距離をとるようになった経緯と理由、ならびにその帰結を明らかにすることを目的としている。それを通じて、しばしば「特別な関係」と形容される英米両国の関係の実態や、金融グローバル化にイギリスが果たした役割が明らかになった。
国際関係論