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2015 年度 研究成果報告書

コンヴェンションとは利己心の自己規制なのか:経済学成立の背景をめぐる批判的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 25780145
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 経済学説・経済思想
研究機関高知大学

研究代表者

森 直人  高知大学, 教育研究部人文社会科学系, 准教授 (20467856)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードヒューム / 経済思想 / 情念 / 共感 / 共同の利益 / コンヴェンション / 歴史叙述 / 英国
研究成果の概要

本研究では、D.ヒュームのコンヴェンション概念について検討し、これを「利己心の自己規制」と解する従来解釈を批判的に乗り越えようとした。本研究の第一の成果は、ヒュームのコンヴェンションの内容は、共感を通じた自他の利益関心の結合にあるという仮説的解釈である。また第二の成果は、(当初の予定とは異なり、第一の成果から独立した形で)共感とコンヴェンションを、『イングランド史』の歴史叙述に基づいて、ともに人間の両義的な社会的本性と捉える新たな解釈の構築である。

自由記述の分野

社会思想史

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公開日: 2017-05-10  

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