研究課題
若手研究(B)
主要な成果として、ある地域での通所リハビリテーションの提供開始に着目し、アクセスの改善が要介護高齢者の介護サービスの利用に与える影響を分析した研究がある。分析の結果、通所リハビリテーションへの支出は増加する一方、他の居宅系の介護サービスへの支出は大幅に減少し、要介護度は悪化しないことがわかった。この結果は、介護サービスの提供体制の整備が効率的な介護サービスの利用につながることを示唆している。
医療経済学、社会保障