研究課題
若手研究(B)
日本の古くからある多角化企業は、その積極的な多角化により市場を支配し、新規参入企業を市場から排除している。それとは対照的に、米国では新規参入企業も大きな市場シェアを占めてきた。本研究では、このような日米の対称性について議論し、日本における既存企業の過剰な多角化が、新興企業の参入を阻害し、それが日本企業の収益力低迷の原因の一つになっていることを示す。
経営戦略論