研究課題
若手研究(B)
本研究では「中小企業の経営者が海外市場参入を志向・実現する過程で、地域公的機関をどのように活用したのか」を解明した。経営者は地域公的機関とのつながりから、海外市場の情報を獲得、市場参入の駆動力を得る。そして、地域公的機関を仲介に、国際見本市に参加して、技術・製品の優位性を認識する。「顧客・市場情報の収集」に努め、海外市場参入に関する偶発的発見をしながら、「学習志向性」の高い組織を構築する。製品・業種特性から、上記プロセスに差異が生じることも示された
経営学