研究課題
若手研究(B)
本研究は、「被災後」から「平常時」に至る生活の連続性を担保する住宅保障のシステムについて検討した。住宅保障は、生活の継続性を確保するのに重要と考え、「平常時」の住宅保障制度の一つである、住宅扶助の歴史を明らかにした。住宅扶助の基準設定は難問であり、住宅セーティ・ネットの再構築と共に検討しなければならない。持続的な住宅保障が必要であり、政府は、東日本大震災後の借り上げ仮設住宅という施策のもつ住宅手当への可能性を広げる道を模索すべきであることを指摘した。
社会福祉