第1に、2つの自治体の障害者施策に関する会議のフィールドワークをしたうえで、2つの自治体の会議の展開を、日本の社会福祉行政と障害者観からそれぞれ論文にまとめた。第2に、障害者関連の活動をする方へのインタビュー調査をしたところ、障害者との関係性、障害の呈示、家族の課題、障害者活動の価値、身体機能の悪化、及びサービスのマネジメントを見いだし、国際理論心理学会にて発表した。第3に、障害者の心理社会的課題に関する理論的基盤、調査方法の構築をした。障害受容から障害の意味への研究の歴史的変遷を総説論文にした。行動分析における質的研究の意義、複線径路等至点モデルという新しい質的分析の意義を論文等にした。
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