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2014 年度 実施状況報告書

WHO-DAS2.0日本語版の評価ガイドラインの開発とその臨床応用に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 25780364
研究機関国立保健医療科学院

研究代表者

大夛賀 政昭  国立保健医療科学院, その他部局等, 研究員 (90619115)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード解析・評価 / 障害者福祉 / 社会福祉関係 / アセスメントツール / ICF
研究実績の概要

昨年度に作成したWHO-DAS2.0日本語版の評価ガイドラインの素案を用いて、調査協力の内諾が得られている事業所・市町村の協力のもと、在宅生活者・入所施設生活者を対象に、すべての精神・知的・身体の3障害を含むように選定した上で、調査を依頼し、同意が得られた事業所において面接調査・自己記入版の質問紙調査をを実施した。
その結果、マニュアルや調査票についての改善点をまとめると共にWHO-DAS2.0日本語版の統計的妥当性について、自己記入版を用いて実施した質問紙調査データをとりまとめ(N=347)、分析を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

平成26年度に計画していた「WHO-DAS2.0日本語版の妥当性の検証および評価ガイドライン」の素案を用いて調査を実施し、分析を行ったため概ね順調していると考えている。
また、当初計画に予定していなかった自己記入版の質問紙調査を実施できたため、この調査結果を踏まえた評価ガイドラインの作成および臨床的妥当性の検証を行っているところである。

今後の研究の推進方策

研究の最終年度は、WHO-DAS2.0日本語版の評価結果の個別支援計画等の臨床応用の方策の検討を検討することにある。
昨年度質問紙調査に調査いただいた自治体と連絡調整を行いながら、可能な限りWHO-DAS2.0による調査実施者の個別支援計画を収集し、WHO-DAS2.0の臨床活用可能性の検討を進めることとしている。
同時にこれまで収集したデータを取りまとめ、WHO-DAS2.0の評価ガイドラインや臨床的妥当性の検証を進め、臨床活用可能なWHO-DAS2.0日本語版を作成したいと考えている。

次年度使用額が生じた理由

研究協力者への謝金について、3月分が計画より少なくなったため。

次年度使用額の使用計画

今年度昨年度予定していた分を研究協力者への謝金として執行予定。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2015 2014

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 日本版ICFコアセットの開発および臨床的妥当性の検証に関する研究2015

    • 著者名/発表者名
      筒井孝子,園田茂,中川原譲二,東野定律,高橋勇二,大夛賀政昭
    • 雑誌名

      経営と情報

      巻: 27(2) ページ: 37-50

    • 査読あり / オープンアクセス
  • [学会発表] WHO-DAS2.0日本語版による独居要介護高齢者の日常生活や社会参加に関わる障害の把握2014

    • 著者名/発表者名
      大夛賀政昭,筒井孝子,東野定律,木下隆志.
    • 学会等名
      第73回日本公衆衛生学会総会
    • 発表場所
      栃木
    • 年月日
      2014-11-05 – 2014-11-07

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公開日: 2016-06-01  

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