研究課題
若手研究(B)
本研究は職場における本音の抑制が生じる要因について明らかにすることを目的としている。研究1, 2では,職場における本音の抑制と社会的自己制御及び組織風土の関連を検討した。研究2において,世代ごとの分析の結果,20歳代の“過剰な負担を拒否できない経験”と伝統性(組織風土)の関連は40歳代の関連より強いことが明らかになった。研究3では,他の従業員より看護師の方が本音を抑制しやすいという結果が示された。研究4では,仕事に関する自己報告が必ずしも本音とは一致しないことが見出された。
組織心理学