研究課題
議論の論理構成を評価する能力は,現代社会にあふれる様々な言説を良き市民として適切に考慮し,自他の主張の根拠を客観的に把握し,生産的なコミュニケーションを可能にするための必須のスキル(知的インフラ)である。この論証リテラシーの妥当な測定法を開発できれば,まず論理的思考力を高めることを目的とした授業の教育効果の検討に利用可能であり,さらに教育方法の改善,熟達訓練による自己学習用教材の開発,入学者選抜の選抜資料としての利用,など多用途に活用可能である。本年度は論証図課題,批判的思考態度尺度を用いた教育実践データの収集を行った。また関連する論文,学会発表を行った。
2: おおむね順調に進展している
概ね計画通りテスト項目の作成,予備データの収集が進んでいるため。
研究計画通り,WEB調査,および教育効果の測定を実施していく予定である。
必要なサンプルサイズを確保するため,WEB調査の実施を2015年度に一括して行うこととしため。
本年度にWEB調査を一括して実施する予定である。
すべて 2015 2014
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)
Frontiers in Psychology
巻: 6 ページ: 373
10.3389/fpsyg.2015.00373
Emerging Trends in the Social and Behavioral Sciences: An Interdisciplinary, Searchable, and Linkable Resource
巻: 1 ページ: in press
10.1002/9781118900772.etrds0144
Personality and Individual Differences
巻: 80 ページ: 51-63
10.1016/j.paid.2015.02.006