研究課題/領域番号 |
25780407
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研究機関 | 上越教育大学 |
研究代表者 |
山本 隆一郎 上越教育大学, 学校教育研究科, 講師 (30588801)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 不眠症 / 睡眠評価の歪み / 主観的睡眠評価 / 客観的睡眠評価 |
研究実績の概要 |
本年度前半は、研究準備期間として研究代表者の所属先研究倫理委員会(上越教育大学研究倫理委員会)とデータ収集先倫理委員会(社団三遠メディメイツ豊橋メイツクリニック倫理委員会)に申請を行い、研究計画が承認された。 その後、本年度の後半では、データ収集を行う前の材料準備・研究打ち合わせを実施した。 材料の準備としては、質問紙の整備、体動計の試験、解析ソフトの設定などを行った。なお、体動計に関する不具合情報があったことから、体動計の試験的着用とデータ収集の精度確認を研究代表者自身、データ収集先スタッフが、数度確認を行った。 また、研究打ち合わせをデータ収集先で実施した。研究代表者は、データ収集マニュアルを作成し、研究協力者(データ収集先スタッフ)に説明をして、プロトコルの確認を行った。 本年度は、体動計の不具合情報など進捗のつまづきもあったことから、そのほとんどが準備期間であったが、年度末には、数例のデータ収集を開始を始めた。本研究では、2つの研究(研究1:統制環境での終夜睡眠ポリグラフを客観指標とした睡眠評価の歪みとその説明モデルの検討、ならびに研究2:日常生活下における睡眠評価の歪みとその説明モデルの検討)を同時進行で行っている。また、研究代表者とデータ収集先は、随時連絡をとっており、現段階での研究進行上に問題はなく、今後もデータ収集を継続することで、次年度末までには、目標症例数に達することが可能であると考える。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
研究計画を進める上で、前年度に一つ研究を追加したこと(睡眠評価の歪みの要因に関するレビュー)、2箇所の研究倫理委員会の審査通過に約4ヶ月を要したこと、使用する体動計の不具合情報があり、データ収集の精度確認を要したこと(複数日のデータが必要である)などから、進捗が1年分遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
現在、データ収集が開始されており、引き続き進捗が滞らないようにデータ収集先と連絡を密にしながら進めていくことが最も重要である。データ収集を継続することで、3年間の研究計画の中で目標症例数を達成することは可能であると考えられる。しかしながら、研究成果の公表(各種学会での発表や論文執筆)を考慮すると、必要経費は変わりがないが、最終年度内では困難であるため、研究期間の1年延長が必要であると考えられる。
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次年度使用額が生じた理由 |
次年度使用額が生じた理由としては、主に2点ある。1点目は、研究の進捗に遅れが生じていることに伴い、申請時に記載したデータ収集先との打ち合わせ旅費、学会発表等での出張が少なかったこと、これと併せて、人件費の支出がなかったことである。2点目は、その他の支出が少なかったことである。研究開始当初は研究機材のレンタル代を計上していたが、研究の進捗から機材を購入した方が経費の削減になることから、機材を購入した。なお、このため、その他の計上が少なく、物品費の金額が増えている。
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次年度使用額の使用計画 |
物品購入費とその他の合計に関しては、交付決定額よりも前年度の使用金額が上回っており、現在の進行中のデータ収集に十分な研究資材を購入済みである。このことから、物品購入費、その他に関しては、使用がほとんどない予定である。今年度は、進行中のデータ収集を継続するため、データ収集先への研究の打ち合わせやデータ収集状況の確認、人件費使用が見込まれる。また、年度の後半には、学会等での中間データ発表などで旅費を使用する。
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