平成25年度に引き続き、九州地方A県出身者11名に対し60~90分程度のインタビューを実施した。インタビューは調査協力者の都合のよいファミリーレストラン、もしくは喫茶店にて行った。調査内容は、これまでの教育・職業歴、地域移動歴、キャリア展望、将来居住する(希望する)予定の場所とその理由、地元やその他の場所への愛着についてである。調査協力者の内訳は女性7名、男性4名、四大卒3名、短大卒2名、専門学校卒6名であった。 調査後、インタビューの録音記録を文字起こしし、トランスクリプトを質的データ分析ソフト(MAXQDA)にインポートして、データのコード化を行い、分析を行った。 本研究の結果の一部については、日本教育社会学会大会およびアジア太平洋教育学会大会(Asia-Pasific Educational Research Association:APERA)にて報告した。
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