研究課題
若手研究(B)
本研究では、若者がキャリアを形成する上で、教育、仕事、生活の場所をどのように考えているかに着目し、個人のキャリアと地域移動の選択において教育・経済機会に還元され得ない要因を探求した。本研究では九州地方A県の出身者にインタビュー調査を実施し、かれらがなぜA県に住み続けているのか、またはなぜA県を離れたのかを語ってもらうことで、かれらが「地元」やほかの土地に対してどのような感覚をもっているのか、それが親の経験、学歴、地域移動経験によってどのように異なって形成されているのかを明らかにした。
教育社会学