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2016 年度 研究成果報告書

第一原理計算による強誘電体ナノ界面の巨大ラシュバ系探索とスピン流の起源解明

研究課題

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研究課題/領域番号 25790007
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 ナノ構造物理
研究機関金沢大学

研究代表者

石井 史之  金沢大学, 数物科学系, 准教授 (20432122)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワードラシュバ効果 / 強誘電体 / ナノ界面 / スピン流 / スピン軌道相互作用 / 酸化物 / 表面 / グラフェン
研究成果の概要

物質の端もしくは異なる物質の接合面(界面)では、通常の物質と異なる性質を示す。特に、電子のスピンを活用した、エレクトロニクスであるスピントロニクスの応用に繋がる、特徴的な電子の状態が出現する。本研究では、地球上に豊富に存在する酸素の化合物である、酸化物の表面や界面、新しい炭素材料であるグラフェンとの接合面などについて、その電子状態について詳しく調べた。その結果、酸化物誘電体とその界面においては電気分極を指標とする内部電場で生ずる強い有効磁場が生ずることが明らかになった。この性質はスピンエレクトロニクスのみならず、熱エネルギーを電気エネルギーに変換する熱電効果への応用が期待される。

自由記述の分野

物性理論、計算物性物理学

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公開日: 2018-03-22  

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