数十μmから数百μmのサイズである細胞レベル可視化のための必要な技術である500μメートルおよび200μメートルのシンチレーター結晶アレイの製作を行った。本結晶アレイとディジタルシリコンフォトマル検出器を接合し位置分解が可能であることを確認した。また同結晶をTSV型の高密度実装が可能である3mm角のMPPC(Multi Pixel Photon Counter)と接合し電荷分割方式で読み出すことで位置分解およびエネルギースペクトル取得が可能であることを確認した。これにより原理的に200μオーダーの空間分解能が達成可能である。またディジタルSiPMを用いたプロトタイプPETシステムを構築した。
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