研究課題
若手研究(B)
本研究において、線形作用素に対するスペクトル理論を一般化した一般化スペクトル理論を構築することができた。これにより、連続スペクトルを持つような線形作用素が定義する力学系の解の漸近挙動を評価できるようになった。得られた結果を蔵本モデルやシュレディンガー方程式に応用し、その性質を調べた。特に蔵本モデルに対しては、長年未解決問題であった蔵本予想を解決した。
力学系理論