研究課題/領域番号 |
25800100
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
天文学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
行方 大輔 筑波大学, 計算科学研究センター, 研究員 (40610043)
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研究協力者 |
梅村 雅之 筑波大学, 計算科学研究センター, 教授 (70183754)
長谷川 賢二 名古屋大学, 大学院理学研究科宇宙論研究室(C研), 助教 (20536627)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 活動銀河核 / 活動銀河核トーラス / 星間ガス / 輻射流体力学 / 数値シミュレーション |
研究成果の概要 |
活動銀河核の活動性の理解に資するべく、活動銀河核トーラスから巨大ブラックホール降着円盤へのガス供給過程に関連する理論的研究を行った。多次元輻射流体計算によって、活動銀河核の輻射にさらされた分子雲の進化の典型的なパターンを明らかにし、輻射による分子雲の破壊時間が力学的時間と比べて十分に短いことを示した。ダスト昇華半径付近には、ほぼ中性な、幾何学的に薄いガス円盤が形成され、円盤表面から高速なアウトフローが吹くことを明らかにした。現実的な条件下で、アウトフロー率がエディントン質量降着率の20~40%程度であることを示した。
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自由記述の分野 |
理論天文学
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