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2014 年度 研究成果報告書

ALMA望遠鏡で探る銀河衝突末期における円盤形成

研究課題

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研究課題/領域番号 25800116
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 天文学
研究機関国立天文台

研究代表者

伊王野 大介  国立天文台, チリ観測所, 准教授 (60425402)

研究協力者 植田 準子  国立天文台, チリ観測所, 特任研究員 (60749935)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワード銀河形成 / 電波天文学 / 銀河衝突 / 分子ガス観測 / 銀河進化
研究成果の概要

銀河形成の標準モデルでは、銀河衝突や合体の繰り返しにより円盤銀河は成長していくとされるが、このプロセスは観測的には証明されていない。本課題では、ALMA望遠鏡を用いた衝突銀河の分子ガス観測から、円盤銀河の形成過程を調べることを目的とする。
観測の結果、37個の銀河のうち30天体で分子ガスからの放射が検出された。そして、30天体のうち実に8割に相当する24天体では、分子ガスが円盤状に分布していることがわかった。中には、天の川銀河の円盤に匹敵する大きさのガス円盤を持つ銀河も発見された。今回の研究で、少なくとも近傍の宇宙では銀河衝突によって分子ガス円盤が作られる可能性があるということが明らかになった。

自由記述の分野

電波天文学

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公開日: 2016-06-03  

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