研究課題
若手研究(B)
超稀事象ニュートリノレス二重β崩壊(以下0νββ)の発見は素粒子物理における最重要課題の1つである。本研究は0νββ探索実験KamLAND禅における感度向上のために(1)新データ取得回路を運用した高精度解析方法の樹立(2)高感度光検出の開発(3)次世代発光バルーン製作にむけたフィルムの研究を行った。最終的には,次世代発光フィルムによってバルーンバックグラウンドを除去し,5年間のデータ取得でニュートリノ有効質量が約40meVまで探索可能であることを明らかにした。
素粒子実験