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2014 年度 研究成果報告書

液晶界面転移が示す新奇な熱力学的性質の研究

研究課題

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研究課題/領域番号 25800232
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 生物物理・化学物理・ソフトマターの物理
研究機関北海道大学

研究代表者

佐々木 裕司  北海道大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (00649741)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワード液晶 / 熱測定 / 界面
研究成果の概要

液晶分子の配向は接触している基板界面の影響を顕著に受ける。本研究では、温度変化に伴い、分子配向が垂直から水平配向へと移り変わるアンカリング転移と呼ばれる現象に着目し、その熱物性について研究を行った。測定は製作したした高感度示差走査熱量計(DSC)によって行われた。実験の結果、転移が起こる領域においてDSCのデータ曲線に階段状の段差が現れることが分かった。また本実験系は降温と昇温の際に比較的大きな熱履歴を示す一方で、一次転移に伴う潜熱に関するピークは検出されないほど小さいことも分かった。

自由記述の分野

ソフトマター物理

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公開日: 2016-06-03  

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