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2016 年度 研究成果報告書

ZrCuSiAs型遷移金属化合物の水素置換による電子・磁気機能制御

研究課題

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研究課題/領域番号 25810035
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 無機化学
研究機関東京工業大学

研究代表者

松石 聡  東京工業大学, 元素戦略研究センター, 准教授 (30452006)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワード水素アニオン / 層状化合物 / 電子ドーピング / 金属・絶縁体転移 / 混合アニオン化合物
研究成果の概要

ZrCuSiAs型LaZnAsOに対し、酸素イオンの水素アニオン置換による電子ドーピングの効果を調べた。水素置換の上限は20-25%程度であり、仕込み水素置換量20%から25%の間で絶縁体から金属状態へ転移した。さらに、Mn-H共置換を行ったLaZn1-xMnxAsO1-xHxを合成したところ、ごく弱い強磁性のシグナルが見られた。強磁性を示す LaMnAsO1-xHxについて磁気測定、紫外光電子分光測定および電子状態計算を行ったところ、水素置換による反強磁性絶縁体-強磁性金属転移は、電子ドーピングにより遍歴状態になったMn3dバンドの電子間の直接的な相互作用によるものであることが示唆された。

自由記述の分野

無機材料・物性

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公開日: 2018-03-22  

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