2つのビニルエーテルと水酸基を有するフェニルアセチレンを合成し、Rh触媒とキラルアミンによるらせん選択重合(HSSP)により片巻きらせんポリマーを合成した。らせんポリフェニルアセチレンの光環化反応(SCAT)により環化三量化を行い、超分子自立膜が調製した。また、ポリビニルエーテルを有するフェニルアセチレンマクロモノマーの合成が、ビニルエーテルのリビングカチオン重合系をアセチレンを有するアルコールにより停止することで合成できた。さらに超分子の前駆体ポリマーの気体透過性は、分離性(PO2/PN2)が3.17であり、これまでで報告している超分子の前駆体ポリマーより高い値を示した。
|