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2014 年度 研究成果報告書

血中滞留性がABC現象に及ぼす効果およびABC現象回避型がん診断治療薬の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 25810125
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 高分子・繊維材料
研究機関独立行政法人理化学研究所 (2014)
京都大学 (2013)

研究代表者

上田 一樹  独立行政法人理化学研究所, 伊藤ナノ医工学研究室, 研究員 (10615040)

研究協力者 栗原 研輔  
原 功  
原 恵理  
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワードラクトソーム / 高分子ミセル / SPECT / がん診断 / がん治療 / ABC現象 / サルコシン / セラノスティクス
研究成果の概要

がん診断・治療に向けたプローブや薬剤のキャリアの開発において、頻回投与時に著しく血中滞留性が減少するABC現象が問題として報告されている。そこでABC現象回避型高分子ミセル「ラクトソーム」を用いたがん診断・治療薬の開発を目指すとともに回避に必要な表面物性条件の解明を目的とした。ミセル表面を覆う親水相に注目し、親水鎖長の異なる5種のラクトソームを調製し、ABC現象の発現との関係を調査した。結果、親水相は0.07 本/nm2以上の密度、5.8 nm以上の厚みがABC現象回避に必須であることが明らかとなった。さらに、111Inラベル化してSPECT診断、90Yラベル化して治療実験を行った。

自由記述の分野

超分子化学

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公開日: 2016-06-03  

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