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2014 年度 研究成果報告書

熱音響エンジンにおける進行波型自励振動の発生メカニズムの解明

研究課題

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研究課題/領域番号 25820044
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 流体工学
研究機関福井工業大学 (2014)
大阪大学 (2013)

研究代表者

清水 大  福井工業大学, 工学部, 准教授 (40448048)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワード熱音響自励振動 / 境界層理論 / 臨界条件 / 進行波 / スタック / 空隙率
研究成果の概要

ループ管型の熱音響エンジンにおいて,スタックの空隙率等に着目して,境界層理論を応用した準1次元モデルによる数値計算を実施した.まず,臨界温度比の特定には慣習的に用いられてきたパラメータωτだけでなく,空隙率や壁厚等が重要であることが明らかになった.実験との比較から,ωτ=2付近まで境界層理論が有効であることが示された.これを受け,空隙率等と進行波発生の関係を調べた結果,スタックの壁厚が一定の場合は空隙率が小さい程,空隙率が一定の場合は壁厚が薄い程,進行波が発生しやすいことが明らかになった.一方,空隙率0.5辺りを境として,より低い空隙率に対しては,これらの傾向が反転することも明らかになった.

自由記述の分野

熱流体力学

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公開日: 2016-06-03  

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