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中心から噴流、その周囲から旋回流が流入する共存乱流場を解析するための数値解析コードを開発するとともに、開発したコードを用いて、同乱流場を対象とした3次元直接数値計算(DNS)を行った。その結果、噴流のみの場合と比較した場合、噴流と旋回流が共存する場合、噴流部の運動量の拡散が促進される。一方、旋回流のみの場合と比較した場合、旋回流部の運動量の拡散は抑制されることが明らかとなった。また、噴流と旋回流が共存する場の乱流構造は、噴流の乱流構造より、旋回流の乱流構造に近い特徴を示す。さらに、パッシブスカラーを考慮した解析を行うことにより、噴流・旋回流が共存する場合、周囲に存在する旋回流の影響により、噴流部のスカラーの拡散は促進されることが明らかとなった。
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