研究課題
若手研究(B)
マイクロ流路内の気液界面現象の解明および相変化を伴う熱輸送現象の伝熱特性を明らかにすることを目的とした.気液界面現象としては,T字型マイクロ流路内の気泡生成過程における超高速流れの可視化計測技術の開発および5マイクロメートル径の気泡生成に成功した.一方,相変化を伴う熱輸送現象としては,次世代半導体デバイスを対象とし,1平方ミリメートルあたり数ワットの高熱流束の除熱技術開発のための伝熱特性評価およびデバイス設計指針の提案を行った.その結果,除熱に必要なポンプ流量を定量的に評価できた.
マイクロ伝熱工学