研究課題
若手研究(B)
本研究では, 電力発振器に対し, 周波数安定化・高効率化を低コストで実現する回路技術を提案した. 自励式電力発振器の周波数安定化のために注入同期理論を用いることを基本コンセプトとし, 物理分野で発展している位相縮約アプローチを用い, 電力発振器の動作を位相のみで記述することにより, 注入同期の安定化を記述した. その上で, 申請者の持つ電力発振器のスイッチ素子に生じる損失を削減するための回路設計技術を融合することにより, 高効率化も併せて実現できることが示した.
工学