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2014 年度 研究成果報告書

テラヘルツ帯ジャイロトロンの高出力・高効率化を実現する低分散ラミナー電子流の形成

研究課題

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研究課題/領域番号 25820138
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 電子デバイス・電子機器
研究機関福井大学

研究代表者

山口 裕資  福井大学, 遠赤外領域開発研究センター, 特命助教 (10466675)

研究協力者 立松 芳典  福井大学, 遠赤外領域開発研究センター, 准教授 (50261756)
斉藤 輝雄  福井大学, 遠赤外領域開発研究センター, 教授 (80143163)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワードジャイロトロン / テラヘルツ / マグネトロン入射型電子銃 / ラミナー流 / 多周波数発振
研究成果の概要

テラヘルツ帯ジャイロトロンの高出力化・高効率化には,共振器へ入射する電子ビームのラミナー性を改善し,速度分散を低減する必要がある.本研究では,ラミナー電子ビームを生成する電子銃の設計手法を構築した.
数値計算により,ラミナー性を改善する特徴的な静電ポテンシャル分布を見出し,電子銃設計に適用した.その結果,300 GHz 帯パルスジャイロトロンの高出力化(最高出力 246 kW,効率 27%)に成功した.また,非常に広い動作領域で低速度分散を維持できるラミナー流の特徴を生かし,162 GHz から 265 GHz までの 10 の周波数で発振可能な多周波数ジャイロトロンの開発に寄与した.

自由記述の分野

高周波工学

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公開日: 2016-06-03  

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