研究課題
若手研究(B)
ビルや橋梁およびトンネルなどのコンクリート構造物の供用年数が長くなり,コンクリート片落下が頻発するようになった.このような問題の解決方法として,第一に構造物の再構築が考えられるが、再構築の必要のない構造物に対しては、CO2削減の観点からも,問題個所を検出し,その部分のみを補修する方が好ましい.また、広大な検査領域を持つ構造物に対しては,効率的な検査方法が望まれる.本研究では,トンネルなどの自動診断システムの開発を目的として,プロペラ推力を利用した検査ロボットを開発し動作確認を行った.
工学