研究課題
若手研究(B)
本研究では、どのような特徴(身体能力、認知能力、性別など)を持った高齢者が、歩行者として交通事故に巻き込まれる傾向にあるのかを、明らかにすることを目的として、疫学調査の方法でデータを収集し、分析した。その結果、視力の低さと認知機能の低さは、歩行中に高齢者が事故に遭うリスク要因となっている可能性が高いということである。このように人口統計学的属性外の属性と歩行中に事故に遭うリスクとの相関を見出したのは本研究が初めてである。
社会調査、人生史研究